「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」
(2010/Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief)いやいやいや、
<オリンポスの戦い> の後に観たせいか、全てがリッチで、上級エンターティメントだった。
さすがハリウッド! さすがクリス・コロンバス!
ちゃんとオリンポスの神々が出るよ!
父を知らずに育ったパーシーは、ある日謎の怪物に襲われたことをきっかけに、自分が神と人間の間に生まれた子だと知る。
冒頭、海からポセイドンが上がって来る。
キャ~!! かっちょいい!
立ってみたら 巨神! いい! いいよ~
このシーンでこの作品の評価は決まった!
しかもポセイドン役 ケヴィン・マクキッドが ぴたし!
ふむふむ、スコットランド出身か。やっぱスコッツはいい!
そこはかとないオヤジ風味がスコッツの魅力。
地上に上がったポセイドンは人間の姿に変身しゼウスと会う。
キャ~~~!!!
ゼウスは、ショーン・豆! ショーン・ビーン様です!
ゼウス様もイマドキ風
ウッホウホ! 特別指名料払ってもいいキャスティング。
ここまでで十分元取った気分だよ。
ヤミーな二人・・・
ゼウスの 「雷撃」 が何者かに盗まれ、ゼウスは兄弟であるポセイドンを疑う。
「雷撃」 が戻らなければ神々の戦争を始めるという。
高校生パーシーは、実はポセイドンの子、半神 (=デミゴッド)。
冥界にさらわれた母と 「雷撃」 を取り返す為仲間と旅に出る・・・。ここまでいくつか作品を見て来て、神話モノのパターンがなんとなくわかって来た。
① 何らかの目的(愛する者や平和の為) で、勇者は旅に出る。
② 旅には仲間が必須アイテム。
③ 旅立つ前に007のガジェットのような、後々役立つ秘密兵器が授けられる。
④ 敵はハデスのことが多く一行は冥界へ向かう。
→ 冥界の入口をみつけ、入るのが第一関門(死者しか入れない)。
⑤ ことを終え冥界から出るのがまた関門。
→ ハデスは一度冥界に足を踏み入れた者の帰還を許さない。
このパターン=定番料理を監督はいかに自分流に調理するかがミソ。
グラン・シェフ クリス・コロンバスの手腕はさすが。
本当に楽しかった。
オリンポスへの入口がエンパイアステートビルの屋上にあるなんてわくわくしちゃう。
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キャスティングがいい。
主役のローガン・ラーマン、
<三銃士> の時はさんざんブーたれたけど、このローガンは別人のようにキュートだった。
等身大の役が良かったのかしらね。それともローガン、コスチュームプレイとロン毛は似合わないのかも。
↑ 右のパーシーの守護役のコが良かった → ブランドン・T・ジャクソン
キュートとか言っているわりに、パーシーがねずみ男みたいな画像選んでるし・・・。
パーシーを見守る先生 実は半神半馬のピアーズ・ブロスナン。
パーシーのママは キャスリン・キーナー。(画像省略)
ハデス(スチーブ・クーガン)をミック・ジャガー風ロックンロールオヤジにしたのがユニーク!
ハデスの妻ぺルセポネ ロザリオ・ドーソン。
なんといっても メデューサがユマ・サーマンのゴージャスさ!
実はヘルメスの息子・ルーク、イケメン風!
どこかで見たなと思ったら、
<アイアム・ナンバー4> か。ジェイク・アベル。
どちらもちょっとワルい役。 (画像省略)
ちなみにどこに出たかわかんなかったけど、アポロ役はこの人だった。
デミトリ・レッコス ナイッス!
誰が観ても楽しめる一作。 こどもと見てもいいと思うな。
2013年に続編が決定しています。
<Percy Jackson & the Olympians: The Sea of Monsters>
次は劇場で観るど!