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パリ、テキサス

「パリ、テキサス」
(1984/フランス+西ドイツ/PARIS, TEXAS)


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カンヌ国際映画祭パルムドール受賞。
脚本: サム・シェパード L・M・キット・カーソン
監督: ヴィム・ヴェンダース→ この後「ベルリン天使の詩」(1987)を撮ることになる。
劇場公開日 1985年9月7日


テキサスの荒野を男がふらふらと歩いている。
LAに住むウォルトは、4年前に失踪した兄トラヴィスがテキサスの診療所にいると連絡をもらう。

兄を迎えに行ったウォルトだが、飛行機に乗ることを嫌がるトラヴィスの為、二人は車でLAに向かう。→ ロードムービー その1

この間トラヴィスはひとことも言葉を発しない。
トラヴィスはなぜしゃべらないのか?なぜ失踪したのか?

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ウォルトの家には、トラヴィスの息子ハンターがいて、ウォルト夫妻が本当のこどものように育てていた。
ここまで見る限り、どう考えてもトラヴィスはかなりの変わり者。家族にしたらこまったちゃんね。

LAのターンでは、トラヴィスとハンターの交流がキモ。
突然現れた本当のパパに戸惑うハンター。
一方変わり者のトラヴィスだけど、けっこーハンターに歩み寄ろうとするのね。
意外にもこのくだりは、ほのぼの。

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その後、消息不明のハンターの母親ジェーンがヒューストンにいるとわかる。
ハンターを学校に迎えに行ったトラヴィスは、突然ジェーンを探しに行くと決め、ハンターと二人、ヒューストンに向かうのだった。
→ ロードムービー その2

で、そのジェーンがナスターシャ・キンスキーなんだけど、今は ”ピーピングルーム”で働いていた。
客として、トラヴィスは電話回線を通じてジェーンと会話する。
なぜ二人は別れたのか?何があったのか?

今まで寡黙だったトラヴィスが突然語り出す。
世捨て人のようなトラヴィスに、かつて狂おしいまでのパッションがあったのかと・・・せつない。

テキサスの荒涼とした風景と、ライ・クーダーの音楽がマッチ。
映像も美しい。どのショットも印象に残る。

ハンターがめちゃんこカワユス。
ハンター役の”ハンター”・カーソンは、脚本のL・M・キット・カーソンの息子。

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うん、その脚本もよく出来てた。みごとな起承転結。
「パリ、テキサス」・・・二つの都市を巡る壮大な話だと思ってたら、テキサスにパリスという土地があるっていうローカルな話だった(笑)
ハリー・ディーン・スタントンは、2017年に亡くなった。91歳

思っていたのと全然違う話だった。
とってもよかった・・・。
是非観ておくべき一作と熱烈推奨します。

アメリカの友人PageTopワンダーストラック

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